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お正月の食べ物と遊びの由来を知って家族で楽しく過ごしませんか

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お正月は、日本で最も古い行事のひとつです。新暦の1月1日から7日までを「松の内」と呼び、この期間にはさまざまな正月行事や風習があります。


お正月の目的は、新年の神様である「年神様」をお迎えして、一年の幸せを祈ることです。そのため、大掃除や門松、しめ飾りなどで家を清めて飾り付けたり、おせちやおとそなどの縁起のよい料理を食べたり、初詣やお年玉などで神様や家族との絆を深めたりします。

 

お正月は、日本の伝統文化や家族の大切さを感じることができる素晴らしい行事です。

 

 

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日本のお正月とは?伝統的な食べ物、由来や過ごし方を解説!

 

日本人にとってお正月は、一年で最もおめでたく、大切な行事です。


街中に正月飾りが並んだり、神社が初詣客でにぎわったりと日本中が「お正月ムード」になるため、一年で最も“日本らしい”光景が見られます。

 

お正月の期間は、 「元日(がんじつ)」と呼ばれる新暦の1月1日から「松の内(まつのうち)」と呼ばれる7日までです。


松の内が過ぎると正月飾りを片付けるため、一般的には1月1日から7日までがお正月と認識されているのです。また、 1月1日から3日までは「三が日(さんがにち)」と呼ばれ、多くの会社が正月休みになります。


お正月の目的は、新年の神様である「年神様」をお迎えして、一年の幸せを祈ることです。


年神様は祖霊神であり、田の神、山の神でもあるため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授けるとされています。


そのため、大掃除や門松、しめ飾りなどで家を清めて飾り付けたり、おせちやおとそなどの縁起のよい料理を食べたり、初詣やお年玉などで神様や家族との絆を深めたりします。

 

 

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お正月食べ物の由来

 

お正月には、 「正月料理」 と呼ばれる縁起のよい食べ物を食べます。正月料理には、以下のようなものがあります。


お雑煮(おぞうに)⇒

餅、野菜、その他いろいろな具材が入った汁物ですが、 地域によってそれぞれ特徴 があり、入れる具材にも意味があります。


例えば、東京周辺ではしょうゆとみりんで味付けした汁に、鶏肉やシイタケ、青菜などを入れます。鶏肉には「福を取り入れる」という意味があります。


京都では白みそに里芋や大根、丸餅などを入れます。丸いお餅には「家庭円満・ものごとを丸く収める」などの意味が込められています。

 

お節(おせち)⇒

重箱(じゅうばこ)に詰めるものとされており、それぞれの段によって、詰めるものも決まっています。


代表的なものを、いくつかご紹介しましょう。


一の重(いちのじゅう)⇒

重ねた時に一番上に来る段を、「一の重」と呼びます。一の重には、祝い事にふさわしい「祝い肴(いわいざかな)」、お酒に合わせて食べる「口取り(くちとり)」を詰めます。


祝い肴⇒ 数の子(かずのこ)はだしで味付けしたニシンの卵で、子孫繁栄を願う縁起物とされています。


黒豆(くろまめ)は⇒ 黒豆を甘く煮た料理です。黒く日に焼けるまで、元気に働けるようにという意味があります。

 

口取り⇒ 紅白かまぼこは白身魚のすり身を加工したもので、赤は魔除け、白は神聖を表します。


栗きんとんは⇒ 甘く煮た栗と、さつまいものペーストを合わせた料理です。栗は豊かさを表す食べ物で、金運上昇の願いが込められています。

 

 

二の重(にのじゅう)⇒

二の重には、縁起のよい海の幸を中心とした「焼き物」、酢を中心にした調味料であえた、日持ちがする「酢の物」を詰めます。


焼き物⇒ 海老は長生きの象徴とされています。鯛は⇒ 「めでたい(鯛)」という言葉にかけて、縁起のよい食べ物とされています。


酢の物⇒ 紅白なますは大根と人参をだしや酢などで和えた料理です。紅白でめでたく、根菜で作ることから「根を張るように」という願いが込められています。

 

 

三の重(さんのじゅう)⇒

三の重には、山の幸を中心に「煮しめ(煮物)」を詰めます。


煮しめ⇒ 筑前煮(ちくぜんに)は鶏肉、人参、里芋などをしょうゆで煮込んで作ります。一つの鍋で具材を煮込んで作ることから、家族が仲良くいられるようにという願いが込められています。

 

 

お正月の風習

 


お正月には、さまざまな風習があります。例えば、以下のようなものがあります。


初日の出(はつひので)⇒

新年の最初の日の出を見て、一年の幸せを祈る風習です。日の出は、神様の姿とされています。初日の出を見る場所は、海や山などの高いところが人気です。

 


初夢(はつゆめ)⇒

新年の最初に見る夢のことで、その内容によって一年の吉凶を占う風習です。縁起のよい夢とされているのは、富士山、鷹、なすびの三つで、「一富士二鷹三なすび」と言われます。

 


初笑い(しょうわい)⇒

新年の最初に笑うことで、一年中笑顔で過ごせるようにという願いが込められた風習です。笑いのきっかけとして、落語や漫才などのお笑い番組や、家族や友人との楽しい会話などがあります。

 


初詣(はつもうで)⇒

新年の最初に神社や寺に参拝して、一年の無事や幸運を祈る風習です。初詣には、お賽銭を入れたり、おみくじを引いたり、お守りや破魔矢などを買ったりします。

 


お年玉(おとしだま)⇒

新年に親戚や知人の子供にお金を包んで渡す風習です。お年玉の由来は、年神様にお供えするお餅やお米などの「年玉(としだま)」からきています。

 


お年玉の金額は、年齢や親戚の度合いによって異なりますが、一般的には千円から一万円程度です。

 


お正月は、日本の伝統文化や家族の大切さを感じることができる素晴らしい行事です。お正月についてもっと知りたい場合は、私に聞いてみてください。

 

 

北海道でお正月の食べ物や習慣

 


北海道では、お正月の食べ物や習慣は他の地域とは少し違います。例えば、以下のような特徴があります。

おせち料理を大晦日に食べる。これは「年取り膳」という風習で、旧暦の正月の始まりに合わせて豪華な料理を食べる習慣です。

 

 

おせち料理には⇒ 北海道ならではの食材が使われる。飯寿司や松前漬け、ニシンの昆布巻きなどが代表的です。

 

口取り菓子という練りきり菓子を食べる⇒

これは熨斗鮑や昆布などの縁起物をかたどったお菓子で、北海道のお正月の風物詩です。

 

茶碗蒸しに栗の甘露煮を入れる。これは北海道の甘めの味付けの特徴で、他の料理にも見られます。

 


北海道のお正月は、地域の気候や歴史によって形成された独自の文化を楽しむことができます。もっと詳しく知りたい場合は、私に聞いてみてください。

 

 

口取り菓子とは何ですか?

 

口取り菓子とは⇒

北海道や青森県などでお正月に食べる縁起のよい和菓子です。おせち料理に似た形をした練り切りや羊羹などがあります。

 


白餡でこし餡を包んだ海老や鯛、三角形の羊羹などが代表的です。口取り菓子は、お正月の風物詩として、年末にスーパーやコンビニ、和菓子店などで販売されます。

 

 

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お正月遊びには深い意味があった

 

凧あげや羽根つきなど、さまざまなお正月遊びがありますが、それぞれの由来をご存じでしょうか。


子どもたちがお正月の風習に親しむきっかけとしてお正月遊びを保育に取り入れる際に、きちんと意味やはじまりを説明できるとよいですね。今回は、けん玉や福笑いなどお正月遊びの由来についてくわしく解説します。

 

 

お正月遊びにはどんなものがある?

 

代表例として以下の遊びを挙げます。


● 凧あげ

● 羽根つき

● 福笑い

● コマ回し

● けん玉

● すごろく

● 百人一首

● かるた

 

 

お正月遊びの由来⇒ 凧あげ


日本では貴族の遊びとして親しまれており、江戸時代になってから一般庶民のあいだで遊ばれるようになったと言われています。


庶民は、年初めに男の子の誕生をお祝いして健やかな成長を祈願するものとして遊んでおり、男の子の代表的な遊びとも言われていたそうです。

 

 

また、凧あげは空高く上がることから、「願い事を凧に乗せて天まで届ける」という意味も込められていたようです。

 

 

お正月遊びの由来⇒ 羽根つき


羽根つきの羽根にはムクロジという植物の実が使われており、「無患子」という漢字から「子どもが患わない」として縁起のよいものと考えられていたそうです。

 


そのため、羽根つきには1年の厄をはらい、子どもの成長(特に女の子)を祈願する意味が込められていると言われています。

 

 

お正月遊びの由来⇒ 福笑い

 

福笑いは、できあがった顔の面白さをみんなで笑い合って遊ぶことから「笑う門には福来る」ということわざのように、新年のはじめから笑いがあふれることはめでたいとして、お正月遊びとして親しまれるようになったのではと伝えられているそうです。

 

 

お正月遊びの由来⇒ コマ回し


コマは、まっすぐに自立して回るその姿から「物事が円滑に回る」「お金がよく回る」として縁起物と考えられていたため、お正月遊びとして定着したと言われています。

 

 

お正月遊びの由来⇒ けん玉

 

けん玉は、フランスやギリシャ、中国など世界各地に起源があり、正確な由来ははっきりしないようです。

 

日本に伝わったのは江戸時代中期と言われ、シルクロードを通って長崎港から入ってきたとされています。

 

その頃のけん玉は、棒の上下に大小のお皿がついていて、そこに糸でつながった玉を乗せて遊ぶもので、お酒の席の遊びとして大人に楽しまれていたようです。

 

 

お正月遊びの由来⇒ すごろく

 

すごろくは奈良時代に中国から伝わったのが由来で、もともとは「盤双六」という2人が盤に向かい合って座り、白と黒の持ち駒で相手の陣地に攻めていく早さを競うゲームだったようです。

 

現在主流となっている双六は「絵双六」と呼ばれ、これは盤双六の影響を受けて作られた日本独自のものと考えられています。

 

 

お正月遊びの由来⇒ かるた

 

一つは、平安時代に貴族のあいだで行われていた「貝覆い」と呼ばれるもの。

 

貝覆いは、大ハマグリの貝を2枚使ってそれぞれに上の句と下の句をかき、ぴったりと合う組み合わせを探すという遊びだったようです。これが、今の百人一首に通じる「歌かるた」と言われています。


もう一つは、16世紀頃に日本に来たポルトガルの宣教師によってかるたが伝えられたという説です。

 

 

お正月遊びの由来⇒ 百人一首

 

そもそも百人一首とは、鎌倉時代の歌人である藤原定家が優れた和歌を100種選んでまとめた歌集です。

 

平安時代より行われていた貝合わせ(バラバラになった貝の組み合わせをあてる遊び)をルーツとして、百人一首かるたが生まれたと言われています。

 

 

お正月の食べ物と遊びの由来まとめ


今年のお正月は、子どもも大人も楽しめる正月遊びで楽しみませんか? 凧揚げといった正月らしい遊びから、かるたといった伝承遊びまで、さまざまな正月遊びを、由来とともにご紹介しました。


正月遊びには1年の健康を願ったり、厄除けになったりする意味が込められています。

 


ただ遊ぶだけでなく、由来や歴史も伝えると、遊びの大切さを知ることができますね。家族や親戚、友だちが集まるお正月には、正月遊びで楽しんでくださいね。

 

 

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