浜中町はコンブ生産量が日本一の生産量とウニのブランド化で話題

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浜中町は日本一の生産量を誇る天然コンブと、浜中町独自のブランド化したウニ等を生産しながら、世界的ブランド「ハーゲンダッツ」アイスクリームの原料にも使われる生乳生産でも支えています。

 

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浜中町の概要

 

人口⇒5791人(男2861人、女2930人) =2019年8月末現在

立地⇒ 東北海道太平洋沿岸の釧路管内では最東端に位置し、厚岸町と根室市、別海町に隣接してます

面積は423.63平方km。東南は太平洋に面し、霧多布半島を形成し厚岸道立自然公園の一角をなしています。

主要産業は 漁業と酪農。

 

町名の由来はアイヌ語の「オタノシケ」 (砂浜の真ん中)を意訳したものです。

町の花⇒ エゾカンゾウ
町の木⇒ シラカバ
町の鳥⇒ エトピリカ

 

豊かな恵み育む海岸線

 

東北海道の太平洋沿岸で釧路管内では、最東端に位置する浜中町。

海辺と山間部の間に広がる霧多布湿原は、道立厚岸自然公園に含まれています。

多種多様な草花や野生生物、四季折々で表情を変える景観は、国内外から訪れる多くの人を魅了し、トレッキングやカヌーなどのフィールドとしても人気が高いです。

 

豊かな自然環境は、日本一の生産量を誇る天然コンブをはじめとする海産品、世界的ブランド「ハーゲンダッツ」アイスクリームの原料にも使われる生乳生産を支えています。

 

複雑に入りくみ、切り立った岬や奇岩が続く風光明媚な海岸線は、根室市の納沙布岬から十勝管内広尾町まで、総延長321kmの「北太平洋シーサイドライン」の一部に入っています。

 

この海外線は観光客や、地元の人たちに親しまれる撮影スポットとしてドライブコースになっています。

浜中町市街地にもほど近い湯沸岬(通称・きりたっぷ岬)は、赤と白に彩られた灯台がシンボルなんです。

 

映画「ハナミズキ」(2010年公開)の舞台にもなり、日本ロマンチスト協会の「恋する灯台」にも選ばれています。

普段は内部非公開だが年に1度一般に公開され、今年は9月5日、「きりたっぷ岬まつり」に合わせて開放し、灯台からの景色を眺めることができます。

 

湯沸岬となりアゼチの岬からは、沖合に浮かぶ小島や畷暮帰(けんぼっき)島を一望できます。

中でも毎年6月上旬は、日の出と共にサオマエコンブ漁の船が一斉に出演する様子を見ることができます。

 

誰よりも良い漁場を目指し、白波を描きながら爆走する船団は圧巻で、迫力満点の勇壮な姿は、浜中の夏を告げる風物詩となっています。

また東部の海岸線は、砂浜の乗馬が人気で、ウオーキングやサイクリングコース整備も検討されています。

 

浜中の自然を代表する霧多布湿原は3168ヘクタールで、国内有数の広さを誇り、名前の通り霧に包まれた湿原は花の湿原とも呼ばれ、春はミズバショウやオオバナノエンレイソウ、初夏から夏にかけてはワタスゲやエゾカンゾウ、ヒオウギアヤメ、秋にはエゾリンドウなど約300種の草花が見られます。

 

湿原は国の特別天然記念物のタンチョウや絶滅危惧種のオジロワシといった希少な野鳥やエゾシカ、キタキツネなどさまざまな野生動物を育 むゆりかごのような役目を果たしています。

 

道東周辺の道路沿いは、エゾシカの横断が多いため衝突事故が絶えません!

ドライバーはくれぐれも注意してくださいネ!!!

 

浜中町の農業は、冷涼な気候を生かした農業が主体なんです。

 

海岸から運ばれるミネラル分たっぷりの霧を受けた牧草を食べる牛の生乳は、ハーゲンダッツアイスクリームや、タカナシ乳業で使われるなど高評価を得ています。

 

浜中町農協が運営する「コープはまなか」で販売するソフトクリームは町内外で評判となり、年々売り上げが伸びています。

 

同農協は1981年、酪農術センターを開設し、飼料や土壌を分析して、毎月1頭ごとの検定を行うなど生産情報を徹底管理して、安心安全な生乳を出荷することを心構えています。

 

全国初の農協資酪農生産法人「酪農王国」では、担い手・後継対策や異業種参入支援も手掛けているんです。

内生産者の中には、チーズや牛乳、ヨーグルトといった乳製品や乳清(ホエー)で育った豚肉「北海道はまなかほえいとん」など個性あふれ る商品が注目を集めているんです。

 

ウニのブランド化進める浜中町!

 

良質な土、牧草で育つ浜中の乳基幹産業の一翼を担う漁業は、コンブ漁を中心とした沿岸漁業とサケ・マス漁などの沖合漁業、ウニとカキ、アサリといった増養殖漁業が柱となっています。

ホッキや花咲ガニ、ホッカイシマエビなどの水揚げも盛んで、町のイベントなどでは地元の味覚を買い求める多くの人でにぎわっています。

 

天然コンブの生産量日本一の浜中町では、雑海藻の駆除や漁場整備を進めながら、生産量維持に努めています。

 

そのコンブを食べて育つウニは、高い品質と味で市場では天然物を超える高値で取引されて各地へ輸送されています。

 

町と浜中漁協、散布漁協、生産者らは今年度、ウニの生産増強と安定供給を目指し、火散布地区の散布漁港内でウニ種苗生産センター建設に着手しています。

 

2020年度末からの供給開始を目指すとともに、両漁協共通でブランド化を進めているんです。

 

今後のブランド化と増産体制強化に期待がかかる養殖ウニ(浜中町役場提供)です。

 

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