新型コロナ感染が落ちついてる状況で政府は、旅行需要喚起のためのGoToトラベルについて、22年1月以降に事業を再開する方針を固めたんです。
新型コロナ禍で打撃を受けた観光業者などは早期再開を求めているが、コロナの重症化を防ぐ経口薬が年内に実用化されるかを見極める必要があると判断したようです。
再開時は、ワクチン接種や検査の陰性証明を活用する方針みたいです。
だけどこれで良いのでしょうか?
生活に余裕がある人向けの対策なんです。
生活困窮世帯には無縁の話なんです。
そんな方へのために違った経済対策があると思うんです。
ワクチン・検査パッケージとはなんですか
具体的にはワクチン・検査パッケージなるものを導入して、ワクチン接種証明か、新型コロナ検査の陰性証明(PCR検査または抗原検査でも可)を提示することで、旅行を含む県境移動・飲食店の時短営業・人数制限の緩和や撤廃・飲酒の提供・大学の部活動などの制限緩和をしていく制度なんです。
斎藤国土交通大臣が発表した実証実験とは、このワクチン・検査パッケージの導入の実証実験をして、根本的な矛盾を解決して運用のための整理を行いますとの事なんです。
しかし問題が山済みなんです。
例えば居酒屋に3人組で出かけて、ひとりはワクチン接種したが証明証は持参してこなかった。ひとりは検査陰性証明書持参。ひとりはどちらもしていないという3人組が来たら、席はどうなるのでしょうか?
店側での判断は難しいと思うんです。
おそらく相席でしょう!
店側の判断が誤ったらクラスターが発生してしまうんです。
そこまで斎藤国土交通大臣は考えていると思いでしょうか?
GoToトラベル2.0は制度を改革
また昨年のGoToトラベルは、利用者が大手ホテルや土日に集中したとの指摘があったので、再開するGoToは中小ホテルや旅館への宿泊・平日の利用に特典が増すような制度に改める方針のようなんです。
新GoToトラベル(Go To 2.0)で検討されている内容
1.ワクチン・検査パッケージの活用⇒ ワクチン2回接種済みの方、PCR検査の陰性証明などを活用する案(割引率UPなど)
2.旅行需要の平準化⇒ 休日と平日の差をつけ、平日に旅行需要を分散(平日の割引率UPなど)
3.割引率や割引額⇒ 旅行代金の最大50%補助(上限:2万円人泊)から、割引率や上限額を下げる可能性
4.割引率を上げての支援
① 中小事業者を支援⇒ GoToトラベルの恩恵は大手事業者に偏ったため、中小事業者にもメリットがある方策を検討(割引率UPなど)
② 交通事業者を支援⇒ 自家用車を利用した近距離旅行が多いことから、交通事業者にもメリットがある方策を検討(割引率UPなど)
③ 災害被災地を支援⇒ 大規模な災害の被災地となった自治体について、割引率UPなどを検討
5.クーポン券のデジタル化⇒ 非接触化のため、導入を検討
観光支援事業GoToトラベル再開の世論調査結果
朝日新聞社が6、7日に実施した全国世論調査(電話)で、岸田内閣が検討を進める観光支援事業GoToトラベル再開の是非を聞くと、賛成が52%で、反対39%を上回ったんです。
年代別にみると、18~29歳⇒ 62%・40代⇒ 57%など、現役層では賛成が多かったんです。
一方、70歳以上では賛成⇒ 43%・反対⇒ 40%に割れたんです。
また支持政党別の結果は
自民支持層は賛成⇒ 62%・反対⇒29%。
立憲支持層は反対⇒ 54%・賛成⇒ 42%。
世論調査の詳細は分かりません。
おそらく反対意見の方は、生活困窮者の方が多いと思うんです。
それだけ生活困窮者の方が入る事なんです。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 1
Gotoなんとは、困窮世帯になんぼ、困窮学生や売り上げ減少企業に配分
総額数10兆円かけて、中抜き企業を潤わせるくらいなら、消費税0にした方が、国民全体に恩恵あるし、経済も動くし、20兆円程度で済むし、
って発想、自民党にも公明党にもないのかな。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 2
旅行に行きたい人は補助なんかしなくても勝手に出掛けてお金を落とす。
ましてや、旅行に行く余暇とお金がある人に補助しても仕方ない。
どうせ中抜きのお友達企業が潤うだけ。本当に不公平で無駄遣いだと思う。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 3
テレビでGOTO使って40回旅行した人取材受けてました。次のGOTOもいっぱい使って旅行するって豪語してました。
割引なんて10%くらいでいいと思う。、元々旅行行く人は割引しなくても行くだろうし平等ではない。もう少しマシな税金の使い方してほしい。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 4
宿泊業に携わっています。
ほんとGoToやめてほしいです。
現場のことなんて何も考えてない施策。
業務量が膨大に増え、残業も増えてスタッフは疲弊するだけです。
こんなことするなら税金0にして、、、涙
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 5
やるのは構わないが、繁忙期とかほっておいても需要のあるところは避けて欲しいね。
キャパオーバーになったらサービスが低下するだけ。
コロナ下で我慢していた分、旅行に対する潜在的な需要はある。
きちんとしたサービスを提供しリピーターがついているところは回復の兆しが見えている。
一方でインバウンドに頼り切っていたようなところは中国人が戻ってこない以上回復はしない。が、そういう所は日本のおもてなしと違う。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 6
収入が減少してるのにそもそも家族旅行するお金なんてない家庭が
ほとんどだと思いますよ。
ってかね、どんなけ飲食店、観光関係を優遇する気なのでしょうか。
同じ事ばかり繰り返してどーするのでしょうかね。
もっと考えて税金使ってほしいですね。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 7
GOTOなんて、国民の一部の富裕層やお金に余裕のある人にしか利用されません。
さらにそれによって観光業者とそれにまつわる現地観光施設土産物屋にしか利益をもたらさなく、国全体のの経済の高揚につながるかは、疑問のあるところです。
コロナが鎮静化をし経済活動が活発になれば、GOTOなんかやらなくても、国民はこぞって旅行に出かけますよ。
そんなところに無駄に国の歳費を使うのはやめて欲しい。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 8
GO TO トラベルやらなくていいです。
1月からなんて、せめてインフルエンザ流行過ぎた4月からとか、またコロナ蔓延して中止とか、余計な体力使うだけな気がする。
旅行したい人はお金に余裕がある人。
税金を旅行に行きたい人に使うぐらいなら、もっと万人を助けることないか?
疲弊している旅行会社関連には気の毒ですが、税金を免除とか方法はいくらでもありそう。
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 9
またその発想か?
そんなことより「旅行にでも行こう」と言える環境を作ることが先と思いますがね。
前回同様もともと旅行できる余裕のある人がグレードアップして行くだけ。
「行きたくても行けない人」には「まだそれどころじゃねえよ」という話。
減税や給付をして生活再建を援けるのが先。それで余裕が出来れば「行くか」になるでしょ?
出来なければ行きたくても行けない状態が続く。
10万円給付に続く愚策第2段が始まるか?
GoToトラベル再開へのみなさんのコメント 10
1番支援効果を広められるのが消費税減税。
2番電気料金時限引き下げ。
3番目がガソリン暫定税率撤廃と自動車取得税撤廃による二重課税改善だと思いますけどね。
クーポンばらまきとかGo toは違うと思います。
ヤフーニュースのコメントを一部抜粋・編集
GoToトラベル再開にあなたは賛成ですか?反対ですか? まとめ
すべてのコメントを査読したわけではないですが、GOTOトラベルに関しては反対意見が多かったです。
私的意見として
このコロナ過で観光業だけが打撃を打ったわけではないのです。
確かに観光地ではお金をおとして行くでしょう。
GOTOトラベルによって企業が収益を得ても、忙しい思いをした従業員の給与がすぐに上がるわけでもないんです。
なぜ特定企業ばかり潤わせるのでしょうか?
生活にゆとりのある人はいいかもしれません。
旅行したくてもいけない人はたくさんいると思うんです。
国民すべての人に、恩恵を与えるとしたら何がいいか。
実生活に直結して目に見えるような対策だったら良いと思うんです。
以下に述べる事柄の限定的な処置としてなんですが
● 消費税率の引き下げ
● 税金だらけのガソリン税の引き下げ
● 電気料金の引き下げ
これらを実施してくれたら生活困窮家庭・子育て家庭や一般家庭に恩恵を与えてくれると思うんです。
以上3点は生活の中で目に見える物なんです。
だけど首都圏で暮らしている人は見えないかもネ!