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釧路町に難読地名が多い北太平洋シーサイドラインがオモシロイ!

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北太平洋シーサイドラインの釧路町区域には、難読地名が多いのが有名なんです。釧路町の概要を含めて主産業等を紹介します。

 

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北太平洋シーサイドライン釧路町区域の難読地名!オモシロイ!

北太平洋シーサイドラインとは、根室市の納沙布岬から十勝管内広尾町まで続く北太平洋シーサイドライン(総延長321㎞) の海岸線の総称で、広々とした砂浜や、雄大なカーブを描きながら走る海岸線と、沿岸のところどころには奇岩が存在していますので、ドライブコースにお勧めなんです。

 

なんですが、特に釧路町区域(道道142号)はアイヌ語に由来する難読地名が続き、ここを通るたびに「なんと言う地名?」と疑問に思います。

地元の私でも読めない地名もありました。!

 

難読地名の紹介!

 

1. 地嵐別 ⇒ チャラシベツ(読めません!)小川が海に注ぐ所に岩盤がありその上を水が散らばり流れていたという所。

2. 又飯時 ⇒ マタイトキ(読めません!)アイヌ語の「ワッカ・タ・エトク」(水を汲む源)に由来しています。

3. 宿徳内 ⇒ シュクトクナイ(読めます!)エゾネギが群生している沢の意味です。

4. 嬰寄別 ⇒ アッチョロベツ(読めません!)蝦夷語地名解では楡皮を漬す川となっています。

5. 昆布森 ⇒ コンブモリ(読めます!)昆布の湾と解釈してきたが、地形を見ると湾より浦が適切と言うのが最近の考えです。

6. 伏古 ⇒ フシコ(読めます!)伏古は古い村、元の村と言う意味。

7. 幌内 ⇒ ポロナイ(読めます!)地域よって違いますが、小さな川が多い所ではその中で一番大きな川や沢に付けられる事も有ります。

8. 来止臥 ⇒ キトウシ(読めません!)アイヌ語の「キト・ウシ」(ギョウジャニンニクがあるところ)に由来しています。

9. 十町瀬 ⇒ トマチセ(読めません!)エゾエンゴサクの群生地だったから。

10. 浦雲泊 ⇒ ポントマリ(読めません!)小さい船着き場から由来しています。

11. 跡永賀 ⇒ アトエガ(読めません!)アイヌ語の「アトゥイ・オカケ」(海の跡)より由来しています。

12. 冬窓床 ⇒ ブイマ(読めません!)アイヌ語の「ブユ・モイ」(海の中に立つ岩)に由来しています。

13. 初無敵 ⇒ ソンテキ(読めません!)アイヌ語の「ト・ウン・テ?」(沼であるような)に由来しています。

14. 入境学 ⇒ ニコマナイ(読めません!)アイヌ語の「ニ・オマ・ナイ」(流木のある川)に由来しています。

15. 賤夫向 ⇒ セキネップ(読めません!)はげ山で石の落ちる所。

16. 分遺瀬 ⇒ ワカチャラセ(読めません!)アイヌ語の「ワッカ・チャラ・セ」(水がチャラチャラ流れる)より由来しています。

17. 丸山 ⇒ マルヤマ(読めます!)和名の地名ですが、・・・?。

18. 老者舞 ⇒ オシャマップ(読めません!)アイヌ語の「オ・イチャン・オマプ」(川尻に鮭鱒が卵を産むところ)に由来しています。

19. 知方学 ⇒ チポマナイ(読めません!)アイヌ語の「チプ・オマ・ナイ」(舟のある川)に由来しています。

20. 去来牛 ⇒ サルキウシ(読めません!)夏鍋の意味。

21. 尻羽岬 ⇒ シレパミサキ(読めません!)海中に突き出ている山の頭の意味。

22. 重蘭窮 ⇒ チプランケンセ(読めません!)アイヌ語の「チプ・ランケ・ウシ」(舟下ろしをするところ)より由来しています。

23. 古番屋 ⇒ フルバンヤ(読めます!)沖から見た陸・陸岸の意味です。

 

難読地名など読み方や意味を考えながら、観光するのも楽しいとおもいますよ!

 

釧路市内には興津海岸と大楽毛海岸と言う地名があるんですが、読めますか?

 

● 興津海岸 ⇒ オコツカイガン

静岡市にある地名の興津は「オキツ」と呼ぶようですが、釧路市は「オコツ」とよびます。・・・なんかお骨「オコツ」と連想されませんか?

● 大楽毛海岸 ⇒ オタノシケカイガン

大楽毛とは ⇒ 地名はアイヌ語で、オタ・ノシケ (砂浜の中央の意味) に由来しています。

普通の人は「ダイラクゲ」と呼ぶのではないでしょうか!

 

大楽毛

 

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釧路町ってどんな町?

 

釧路町は国内最大の湿地面積を誇る釧路湿原国立公園を擁していて、細岡展望台からは悠久の時を刻む大地と蛇行する川、および阿寒の山並みといった雄大な景色を堪能できるんです。

湿原は多様な生態系を守り、カヌーや自然散策、キャンプなどのフィールドとしても人気なんです。

また恵まれた自然環境は、コンブやカキなどの海産物を育み、野菜生産や酪農など、森づくりを支えています。

 

釧路町の町名由来と概要

 

釧路町は1920年、旧釧路町(現釧路市) から分村し、1955年には昆布森村と合併して新「釧路村」が誕生しました。

1980年の町制施行で現在の釧路町の形になったんです。

旧釧路村と旧昆布森村は、江戸時代の寛永年間から先住民が住んでいた記録が残されているんです。

現在の町は漁業の中心の昆布森地区、役場や森林、公園が整備された別保地区、住宅地と工業エリアが続く東陽・中央地区、住宅地や農地、湿原が広がる遠矢地区、大型商業施設や住宅地のセチリ太地区と多様な地域で成り立っています。

 

釧路町概要

 

●人口⇒ 1万9626人(男性 9354人、女性 1万 272人)=2019年9月末現在

●立地⇒ 東北海道太平洋沿岸に位置し、釧路市と厚岸町、標茶町に隣接。南は太平洋、北部は釧路湿原国立公園の一角をなしています。面積は254.15平方km。

●町名の由来⇒ アイヌ語の「クシュル(通路)」「クツチヤロ(咽喉)」「クスリ」のいずれかが転訛したと言われています。

●町の花⇒ クシロハナシノブ

●町の木⇒ エゾノコリンゴ

●町の鳥⇒ エゾフクロウ

 

憩いの場で釧路町を楽しむプロムナードを新設

 

2019年3月、町道木場仲通と町交流プロムナードが供用を開始しました。

同町道は、商業施設が建ち並ぶ中を走り、交通渋滞の緩和に大きく寄与しているんです。

プロムナードはベンチや遊具を備え、町民の新たな憩いの場になっているんです。

7月には「にぎわいストリートフェスタ」を開催しました。

同町道を歩行者天国として開放して、音楽ステ ージやグルメ屋台、フリーマーケットなど幅広い年代が楽しめるイベントで好評を博したんです。

町内では各産業団体やまちづくり団体が「連携して、来年度以降の継続に向けた準備も進んでいるんです。

 

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