パンデミックになっている新型コロナ感染なんですが、コロナワクチンの接種により減少傾向がみられる一方で、ワクチン接種を完了したから安心だと言えないんです。再感染であるブレイクスルー感染が報告されてるんです。接種完了後も感染対策は必要なんです。
米疾病対策センター(CDC)によると、新型コロナウイルスのワクチン接種完了後に再び感染し、入院または死亡した人は6月21日までに報告されているだけで4,115名にのぼっているという事なんです。
接種の完了が感染を完全に防ぐわけではないことが、改めて示されたんです。
CDCによれば、2回のワクチン接種を終えていても再び感染する「ブレイクスルー感染」として報告された人のうち、49%が女性、76%が65歳以上だった。また、18%は無症状だったという事が統計でわかったんです。
ブレイクスルー感染とは
日本薬学会によれば
投薬された抗真菌薬がその病原菌に対して無効であるために、抗真菌薬を投与しているにも拘わらず真菌感染症が発症すること。
この背景には、
(1)深在性真菌症の早期診断が難しいことに加え、特に基礎疾患により免疫力が低下したハイリスク群(患者)では、発症時には重篤な症状に至る危険性が大きいため、起因菌を同定する前に投薬を開始すること(経験的治療など)
(2)重篤な真菌症(カンジダ症、クリプトコッカス症、アスペルギルス症、接合菌症、その他真菌症)全てに有効で安全性に優れた抗真菌薬が存在しないことが挙げられる。
ミカファンギン投与中のトリコスポロン症の発症やボリコナゾール投与中のムコール症(接合菌症)の発症はブレイクスルー感染症といわれている。
ブレイクスルー感染症は、経験的治療や臨床試験において、症状改善、有害事象等に加えて抗真菌薬の重要な評価項目の1つとなっている。
コロナワクチンのブレイクスルー感染とは
イマイチよく分かりません!
ようするにコロナワクチンに置き換えると以下・・・
新型コロナワクチンを2回接種したにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染してしまった。
このような症例を英語で「突破する」「突き抜ける」という意味の「ブレイクスルー感染」と呼び、その発生状況がアメリカの医学雑誌にも報告されているんです。
米疾病対策センター(CDC)は、米食品医薬品局(FDA)が承認した新型コロナワクチンの接種を完了してから14日以上経ってから陽性反応が出たケースを「ブレイクスルー感染」と定義したんです。
アメリカ人のブレイクスルー感染状況を公表
CDCのウェブサイトで2021年1月1日から4月30日までの「ブレイクスルー感染」の発生状況を公表したんです。
ワクチン接種を完了したアメリカ人約1億100万名のうち、「ブレイクスルー感染」が確認されたのは、1万262名。
ブレイクスルー感染による入院者は995名(9.7%)、死亡者は160名(1.6%)だった。
入院者995名のうち289名は新型コロナ感染症以外の理由で入院したとされたので、実際は706名。
死亡者160名のうち28名は発熱や呼吸困難の症状がなく、新型コロナ感染症とは直接、関係のない理由で死亡しているので132名。
ワクチン接種者全員を追跡調査できているわけではないので、過小評価の懸念もあるが、現時点ではワクチン接種の指針を左右するようなリスクではないといえる。
との見解なんですが、本当にそうでしょうか?
新型コロナワクチン接種完了しても感染対策は必要なんです
新型コロナワクチンの有効性は種類によって異なり、70%から95%以上とされているようです。
2回目の接種を受けた人のうち少なくとも5%は、再びこのウイルスに暴露すれば、また感染する可能性があるということなんです。
ただ、それでも接種を受けていない方が、重症化するリスクははるかに高くなる。
コロナワクチンを2回接種していれば、再び感染しても重症化はしないであろうとの事なんです。
いずれにしても、ブレイクスルー感染に関するCDCのこの発表は、ワクチン接種を完了しても、まったく感染対策をせずに行動するのは賢明ではないということを改めて警告してるんです。
自分一人だけで暮らす島を変えるほどの大富豪でもない限り、パンデミックはあらゆる人にとっての脅威であり続ける。
収束するまで、警戒を怠らず、自分の身を守るための行動を継続することが重要なんです。
感染を防ぐための対策は、どれも穴があいたスイスチーズのようなものなんです。
どの方法も、それ一つで完全に感染を防げるものではない。
特に公共の場では、それぞれの対策方法が持つ穴を埋めるよう、複数の対策を講じる必要があることを忘れてはいけないんです。
それらを同時に実践することが、それぞれの方法が持つ弱点を補ってくれるんです。
さらに、ワクチンがどれだけの防御効果を提供するかは、周囲にいる人の何割がワクチン接種を完了しているかに依存するものではない。
あなたが他にどのような感染対策をしているか、あなたの周囲にどれだけのウイルスが存在しているかによって変化するんです。
もちろん、こうした感染対策が永遠に必要とされることはないはずと思いたいです。
コロナワクチン接種完了でも再感染ブレイクスルー感染まとめ
コロナワクチン接種を2回接種後14日間は、感染対策を施していれば、パンデミックの収束が宣言される日は、近い将来に訪れるだろう。
だが、感染対策を緩める時期が早すぎれば、混乱した状況は続く。ウイルスの感染拡大が、ただ長引くだけになりかねない。
そして新型コロナはその時代にあった進化しつづけて変異していくでしょう。
インフルエンザの予防接種の代わりに、毎年コロナワクチンを接種する時代になるでしょう!
今は世界的パンデミックなんで予防接種代金は国が保証されているんですが、今後新型コロナワクチン用接種代金が気になるんです。
あなたは、コロナワクチン接種代金が有料になっても接種しますか?
日本人すべての人がワクチンを接種できる対策を節に願っています。
コロナワクチン接種を完了しても14日間は、しっかりと感染対策は忘れないでくださいネ!