新型コロナウイルスから妊娠中・赤ちゃんを予防するには!

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2019年12月12日頃から中国の武漢で発生した「新型コロナウイルス」による感染が、日本含む6ヶ国へ広がり、7711人が感染し、170人が死亡しています。(2020年1月30日現在)

感染者が急増してしてきましたが、妊婦さんへの感染例はないので、現段階ではまだ感染力や治療法も不明なんです。

今のところ特効薬やワクチンもない状態で、開発には何年かかるか分からない状況なんです。

それなので、新型コロナウイルスが妊娠中に感染するとどうなるかなど、詳細は明かされていないんです。

今のところ、武漢のウイルスには同じ「新型コロナウイルス」である、SARS(サーズ)やMERS(マーズ)ほどの威力はないように思えますが、重症患者や死者も出ています。SARSによる死者は感染者の約10%。MERSでは約30%。武漢のウイルスは約2%です。

なので、同じ新型コロナウイルスであるSARSやMERSから妊娠中の女性や乳児等の赤ちゃんへの影響はどうだったのか?

そして治療や予防はどうしたのか?

を紹介していきます。

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新型コロナウイルス・SARSの妊娠中の女性・赤ちゃん感染した時!

2002年11月~2003年に中国を中心に世界32ヶ国に感染が拡大して、8422人に発症しました。そのうち916人が死亡したと報告されました。

こちらも新型コロナウイルスであり、感染経路は飛沫および接触(糞口)感染などでヒト-ヒトの接触が主体とされていました。

しかし空気感染の可能性もあったり、医療従事者や介護者などの場合は、感染性のある血液を始めとした体液への直接的接触も考えられています。

妊娠中にSARSを発症した女性10人中6人が集中治療室に入院が必要となったのです。

その内4人が人工呼吸器を施したが、3人が死亡しました。

妊娠初期だった5人中4人が自然流産したが、臍帯血中にも羊水中にもウイルスは検出されなかった。

妊娠後期だった5人中2人は母体の死亡があったが、5人の新生児はすべて生存してまして周産期の感染はなかった。

以上が報告されていました。

結論として、小児におけるSARSの 報告頻度は低くかったですが、12歳未満では咳嗽、鼻汁のみなどより軽症なことが多かった。

妊娠中のSARS感染は、妊娠初期では流産の妊娠後期では母体の死亡の増加につながる例がある事が報告されていました。

妊娠女性の死亡は10人中3人と、高かったと報告されていましたが、経験症例数が少ないため妊娠の危険度への関連の分析は十分にできていません。

この理由については現在研究対象となっており、まだ解明されていません。

新型コロナウイルス・ MERS の妊娠中の女性・赤ちゃん感染した時!

2012年9月?2015年、主に中東諸国で流行したMERSは、2494人が発症して、858人の死亡が報告されています。

SARSとは別の新型のコロナウイルスによって引き起こされており、ヒトコブラクダが感染源動物と言われているんです。

発熱、呼吸困難などの呼吸器症状や下痢などの消化器症状が現れることが多いとされていまして、重症化すると腎不全や呼吸不全に陥いって死亡率は約3割に達しているんです。

1308件のMERSの報告例のうち、妊娠中だった方は5名。妊娠は中期または後期であって、5人の患者のうち2人が感染中に死亡したんです。

他2人が周産期死亡されましたが、1人は子宮内胎児死亡、1人の乳児は緊急帝王切開後4時間後亡くなりました。

上記とは別で、MERSに感染した妊婦さんが無事に帝王切開で出産された事例もあるようです。

新型コロナウイルスに妊婦さんが感染すると出産はどうするの?

感染した妊婦から胎児に感染したという事例や、ウイルスが臍帯を通過する証拠は今のところないんです。

なので妊婦が感染した場合は、専門病院で胎児が菌やウイルスに感染にしないような措置をとりながら帝王切開にて出産することになります。

ある文献では、新生児や子供は、コロナウイルスに感染しても重症化するすなわちSARSを発症する可能性は小さいとされています。

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新型コロナウイルスの治療方法はあるの?

ハッキリ言って現在ではワクチンや有効な治療法はないため、安静にしたうえで体力の回復を待ち、熱や咳などの症状を和らげていく対症療法が中心となるんですが、海外で主に使用されている「リバビリン静脈内注射」は、妊娠13週未満の妊婦に用いると副作用があると報告されています。

治療方法は風邪をひいた時の治療方法しかない

● 手洗い、うがい、マスクの着用
● 体力や免疫力を高める
● 外出を極力控える
● 水分をしっかりとって乾燥を防ぐ
● ビタミンCを多めにとる
● 睡眠をしっかり取り、規則正しい生活を送る
● 体調不良を感じたら麻黄湯を飲む

など特効薬がないので、治療法が確立されていない現状では、基本的にやった方がいいことは、インフルエンザなどの風邪対策と同じなんです。

まとめ

日を増すことに発症件数が増える新型コロナウイルス。ウイルスは目には見えないですし、どこに潜んでいるかもわからないんです。

特効薬もワクチンもない。でも着実に感染者が増えている現在、私たちはどのように対処していけばいいのでしょうか?

一刻も早く終息する事を願っています。
そして、今妊娠されているみなさんの不安が取り除かれ、無事に出産できますように研究が待ち遠しいです。

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