標茶町に流れている釧路川でカヌーが観光でヤバイ!また標茶高校では、食品製造などを学び、「しべカフェ」をメニュー化!
標茶高校生が考案した「しベパフェ」飲食店でメニュー化へ!
地域資源の活用、観光振興についての提案など地域活性化にも積極的に関わってきて、標茶ならではのパフェを商品化する道の研究指定事業では、生徒たちが地場産生乳を原料に使う「しベパフェ」の開発に取り組んでいます。
将来的には町内の飲食店でのメニュー化を目指し、パフェのまちづくりを通して人を呼び込み、内を活性化するのが大きなねらいがあります。
「しべパフェ」は手づくりクッキーで乳牛をかたどり、標茶らしさを表現しています。
町内のイベントで販売していますが、「見た目もかわいく、おいしい」と好評を得ています。
「しベパフェ」は町内のイベントで試験販売され、人気を集めています。
標茶小学校の授業で取り組むカヌー体験事業
ふるさと教育の一環として、今年度から町は小学生高学年を対象にカヌー体験事業をスタートしました。
釧路湿原国立公園の雄大な自然を楽しむ釧路川のカヌー体験は、オジロワシやエゾシカなどに出合えるなど、観光客にも人気が高い体験メニュー。
カヌーはふるさとの恵まれた自然環境に理解を深めるのに絶好の機会だが、ほとんどの子供は未経験のため、授業の中で取り組み始めました。
子供たちは塘路湖から細岡まで約9キロ、1時間半にわたって川下りを楽しみ、エゾシカやオジロワシなどを観察する機会にも恵まれました。
参加した子供たちに「たくさんの自然に触れることができた」と好評で、今後も小学校在学中に1度はカヌーに乗る機会を提供するようです。
観光振興で標茶町の長期滞在住宅貸し出しへ!
夏は運行30周年を迎えたくしろ湿原ノロッコ号の釧路~塘路間、冬はSL湿原号が釧路標茶間を運行し、鉄道ファンをはじめとした全国の観光客に標茶の魅力をPRしています。
高齢化や少子化で人口減少が続く中、近年は観光振興による交流人口拡大とともに、移住促進や一定期間滞在する「ちょっと暮らし」で関係人口の増大を目指しています。
最近は豊かな自然に魅了され、本州方面から移住する人が増加し、移住者がオープンさせたレストランや養鶏場などが人気を集め、新たな名物にもなっています。
町は移住をさらに増やすため、市街地や郊外で長期滞在住宅を貸し出し、自然の中で暮らす魅力を売り込んでいますが、毎年夏は標茶町で暮らすという人も徐々に出始めました。
膨大な昆虫標本を展示する集治監・博物館
標茶町発展の礎となった釧路集治監は名称変更、移転の後、軍馬補充部川上支部や標茶高校(当時は標茶農業高校)の校舎に転用された。
町文化財指定後、開設場所(現在の標茶高校)から塘路地区に移築。1970年から2017年まで町郷土館として親しまれたが、改修で当時の間取りを再現し、4月に資料館の「北海道集治監釧路分監本館」に生まれ変わって開館した。
道内最古の木造建築で柱などは当時のものが使用されている。
隣接地にはこの郷土館が移転、改装した標茶町博物館「ニタイ・ト」が昨年7月にオープンした。
アイヌ語で森と湖を意味する施設は、塘路湖周辺の美しい自然を楽しめる。
標茶の太古やアイヌ文化、近代史を貴重な資料で紹介し、標茶で林業の傍ら、独自に研究を続けた飯島一雄氏が寄贈した膨大な昆虫標本などを展示しています。
馬を核に地域づくりを進めるホースタウンプロジェクト
基幹産業の農業は馬産から始まり、戦前は軍馬補究部が設置されるなど馬産地としても繁栄していた。
乗馬文化と北海道ならではの美しい自然を生かし、町は馬を核とした地域づくりを推進しています。
2017年度から始まった官民一体の プロジェクト「道東ホースタウンプロジェクト」では、馬を架け橋に標茶と全国の乗馬ファンをつなぐ取り組みを進めている。
ふるさと納税のクラウドファンディングで全国から資金を募り、町内の牧場に引退した乗用馬を受け入れている。
昨年11月からこれまでに3頭を受け入れ、中央競馬のGⅡで勝ったことがあるシンボリグランも来町しました。
引退した馬たちに余生をゆったり過ごす「終の棲家」を提供し、乗馬フアンは大自然の中で馬たちと交流。観光振興にもつなげ、地域活性化を促進しています。