スポンサーリンク

コロナワクチン 5~11歳の子どもにも打つべき効果は副反応は?

この記事は約8分で読めます。

5~11歳の子どもに対しても新型コロナのワクチン接種が始まっています。どのようなワクチンを、どこで接種できるのか。どんな効果が期待され、気がかりな副反応はなにか。とくに接種が望ましいとされるのは、どんな子どもたちでしょうか。Q&Aにまとめました。

 

スポンサーリンク

ワクチンはファイザー社製を接種で量は12歳以上の3分の1

 

ルナ
ルナ

5~11歳の子どもに対してもワクチン接種が始まっています。どんなワクチンを、どこで接種しているのでしょうか?

 

接種するのは米ファイザー社製のワクチンで、接種する量は12歳以上の3分の1です。

 

12歳以上と同様、3週間の間隔を開け、2回接種します。

原則として接種は、住んでいる自治体にある会場で受けます。集団接種会場だけでなく、小児科クリニックでも接種を受けられるところがあります。

 

5~11歳には、ワクチンの有効成分であるm(メッセンジャー)RNAの量が12歳以上のワクチンの3分の1である10マイクログラム含まれる注射製剤を打ちます。

製剤の濃度は12歳以上の半分です。1回目の接種後に12歳になっても、2回目は1回目同様、5~11歳用のワクチンを打ちます。

 

 

ワクチン接種量は体格が違ってもなぜ同じ? 大人と子供?

 

大柄な人でも小柄な人でも、大人に打つ新型コロナワクチンの量は同じです。

なぜ一律で、その量はどう決めるのでしょうか。

 

 

また、11歳以下の子供にはより少ない量での臨床試験が海外で始まっています。大人との違いはどこにあるのでしょうか。

 

ルナ
ルナ

Q: 相撲の力士のように大きな人と小さな人のワクチン接種量が同じでいいのでしょうか?

 

A: 新型コロナウイルスに限らずワクチンは、感染や発症、重症化を防ぐのが目的です。

 

ワクチン接種で、感染した時と似たような免疫反応を体内で起こし、実際に病原体が体内に入ってきた時に免疫反応が素早く起こるようにします。

こうした免疫反応を起こさせるのに必要なワクチンの量は、免疫反応が成人とはやや異なる乳幼児や児童以外は、大きな差はないため、体重や体格とは関係なく同じで問題ありません。


つまり免疫反応を起こすのに必要な量は成人ならほぼ同じです。

 

 


抗がん剤や免疫抑制剤などの薬剤では、効果を得るために血中濃度を一定以上に高める必要のあるものがあります。

また、ひどい副作用を防ぐためには、血中濃度が一定以上に上がらないように注意する必要のある薬もあります。

血液の量は体格によって異なりますので、そういった薬は、体重や体表面積によって投与量が変わってきます。

 

 

一方、ワクチンの効果は血中濃度とは関係ありません。免疫原性と呼ばれる、体内で免疫反応を引き起こす力がどの程度あるのかが重要です。

 

日本で接種が行われている新型コロナワクチンの場合、m(メッセンジャー)RNAが免疫原性を発揮しますが、免疫反応を起こすのに必要なmRNAの量はごく微量なので、乳幼児や児童を除けば体格とは関係ありません。

 

スポンサーリンク

副反応の出やすさも、小柄・大柄での変化なし

 

 

ルナ
ルナ

Q: 小柄な人が大柄な人と同じ量を接種した場合、副反応に影響はないのですか?

 

 同じ量を打った小柄な人に大柄な人より副反応が起きやすいということはありません。

 

臨床試験では、まず初期の段階でワクチン候補の成分に体内で免疫反応を引き起こす免疫原性があるかどうかと、打っても安全かどうかを確認します。

そのうえで複数の接種量で安全性や効果、副反応の頻度などを調べます。

 


日本で接種されているファイザー社製ワクチンなどの場合、接種量が多いほど、腫れや痛み、発熱といった副反応を経験する人の割合は増えました。


実際の接種量は、どの年代でもワクチンの効果が十分見込め、かつ、重い副反応などが起きないレベルとなることを念頭に定められています。


しかし、実際の接種が始まってからの副反応の調査によれば、同じ量の接種で、高齢者よりも若い人の方が副反応がでやすく、男性よりも女性の方が副反応が出やすい傾向がありますが、体格によって副反応の出やすさは変わりません。

 

 

スポンサーリンク

5~11歳の子どもに接種後の副反応発生頻度は12歳以上より少なめ

 

 

ルナ
ルナ

 5~11歳の子どもにワクチンを接種しても安全ですか?どのような副反応が起こるのですか?

 

 発生頻度が高い副反応は12歳以上と同じで、打った部位の痛みや疲労感(だるさ)、頭痛、発熱などです。

 

ほとんどが軽症か中等症で、厚生労働省は「安全性に重大な懸念は認められていない」としています。


非常に稀に起こる副反応としては、心筋炎や心膜炎が報告されています。また、新型コロナウイルス以外のワクチンと同様、稀に重いアレルギー反応、アナフィラキシーが起こることもあります。

 


小さな子どもは自分の症状をうまく言葉で表現できない場合がありますので、周囲の成人が、ふだんと様子が異ならないか注意深く観察することが大切です。

 


厚労省によると、ファイザーの臨床試験(治験)や米国での接種実績などから、1回目、2回目を問わずに接種後、50%以上の5~11歳に起きた副反応は接種部位の痛みと疲労感、10~50%に起きたのは頭痛や接種部位の腫れ、筋肉痛、悪寒でした。

 

 

米疾病対策センター(CDC)によると、接種した部位の局所反応は、5~11歳も他の年代とほぼ同じ発生頻度だったのに対し、疲労感や頭痛、筋肉痛などの全身反応は、他の年代よりもやや発生頻度が低い傾向がみられたそうです。


ただしこれは、自分の症状をうまく表現できないことが影響している可能性もあります。

 

米CDCや厚労省によると、心筋炎や心膜炎が起きても軽症の場合が大半です。

厚労省は心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいとしています。

 

 

5~11歳の子どもにワクチン接種後の発症予防効果90%

 

 

ルナ
ルナ
 
 

5~11歳の子どもは感染してもあまり重症化しないと聞いています。この年代の子どもにワクチンを接種して、どのような効果が期待できるのでしょうか?

ファイザー社が米国などで実施した5~11歳の子ども約2300名を対象にした臨床試験では、2回目の接種後症状が出るのを防ぐ効果が90.7%ありました。

ただしこれは、オミクロン株が流行する前に実施された臨床試験で、オミクロン株への効果はわかりません。

 

他の年代に比べると重症化する頻度は低いものの、重症化する人がゼロというわけではありません。とくに、基礎疾患(持病)のある子どもは、無い子どもよりも重症化リスクが高いので、接種により重症化を防ぐ効果が期待できます。

 

 

5~11歳の子どもへのワクチン接種は意義がある

 

 

厚労省によると、3月15日現在、10歳未満の子どもの死亡は3名です。入院している10歳未満は3万5449名と、全年代でもっとも多くいます。


そのうち厚労省が確認した重症者は7名です。重症化率は低いですが、わずかながらも重症化する人はいます。

 

 


新規陽性者に占める10代以下の割合は、今年に入ってから上昇し3月半ばの段階で新規陽性者全体の約4割に達しています。

 

小児科の専門医らが作る日本小児科学会は、5~11歳の子どもへのワクチン接種は意義があると評価しています。

 

スポンサーリンク

5~11歳の子どもが感染した場合重症化リスクが高い人は

 

 

ルナ
ルナ

とくにワクチンを打った方がいいのはどのような子どもですか?

 

重症化リスクの高い、基礎疾患を持っていたり、高度に肥満の子どもらです。

 

慢性の呼吸器疾患、心臓疾患、神経疾患、腎疾患、肝疾患、糖尿病などの基礎疾患があるお子さんや、病気や治療によって免疫抑制状態にあるお子さんなどは新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすいと考えられています。


ただし、持病の状態によっては、副反応による発熱などが体調を悪化させる恐れもあります。

 


基礎疾患がある場合、かかりつけの医師とよく相談して下さい。日本小児科学会が公表した、とくにワクチン接種にあたり考慮が必要な疾患について、新潟県医師会が下記にわかりやすくまとめています。

 

5-11 歳の新型コロナワクチンについて(新潟県医師会)7~8ページ:

 

 

ルナ
ルナ

5~11歳の子どもにワクチン接種時に必要なものはありますか?



保護者の同伴が必要です。自治体から送られてきた接種券や、本人確認のための健康保険証などの書類、小学生未満の子どもの場合は母子健康手帳も持参して下さい。

 

 

コロナワクチン 5~11歳の子どもにも打つべき 効果は 副反応はまとめ

 

 

●ワクチンはファイザー社製を接種で量は12歳以上の3分の1


●ワクチン接種量は体格が違っても免疫反応を起こすのに必要な量は成人ならほぼ同じ


●副反応の出やすさも小柄・大柄での変化はなし


●5~11歳の子どもに接種後の副反応発生頻度は12歳以上より少なめ


●5~11歳の子どもにワクチン接種後の発症予防効果は90%


●5~11歳の子どもへのワクチン接種は意義がある


●5~11歳の子どもが感染した場合重症化リスクが高い人は基礎疾患を持っていたり、高度に肥満の子どもらです。


以上の事柄がわかりました。

 

 


尚、お近くの接種会場を調べるには、

厚生労働省の下記のサイト「コロナワクチンナビ」内⇒ 

「接種会場を探す」⇒ 

都道府県を選択⇒ 

市町村を選択⇒ 

接種会場一覧内にあるワクチンメーカーの欄で「ファイザー(5-11歳)」を選んで検索する⇒ 

5~11歳の接種できる会場が表示されます。かかりつけの患者のみ接種できるクリニックもありますので、予約の条件を確認して下さい。

 

タイトルとURLをコピーしました