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ひな祭りで何をするかアイデア集とひな人形制作

この記事は約14分で読めます。

3月3日のひな祭り。桃の節句としても知られているんですが、女の子の成長を祈るお祭りなんです。

毎年祝っていると、「今年は何をするか?」とアイデア切れを起こしてしまう人も多いと思うんです。

この記事では、ひな祭りでのおすすめのアイディアや、ひな祭りに食べられるメニューに隠された本当の意味やひな人形制作を紹介しているんです。

ひな祭りの根本を理解しながら、女の子のお祭りを楽しんでください!

※ この記事は長文なので下記目次を見開いてから読まれることをおススメします。

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ひな祭りの歴史は厄払いに由来している

ひな祭りの起源は諸説ありますが、300年以上前の中国で行われていた「上巳の節句」だという説を紹介します。

漢の時代に、3人の娘をもうけた男性がいました。しかし、3人とも生後3日以内に亡くなってしまったのです。

男性が悲しむ姿を見た村人たちは、3人の娘の亡骸を酒で清め、水葬(葬儀方法の一種で、遺体を川や海に流すこと)しました。

これが、ひな祭りの始まりだといわれています。上巳とは、旧暦3月の最初に来る巳の日です。この時期は季節の変わり目なので、邪気が入りやすいと当時の中国では考えられていました。そのため、上巳の日に水辺でけがれを祓っていたのです。

上巳の節句は、遣唐使によって日本へと伝えられました。日本では、紙の人形に自分の生年月日を記し、自分に降りかかる災難を人形に移して川に流す「上巳の祓い」という宮中行事へと変化していきます。

平安時代には、宮中や貴族の女の子の間で、紙の人形を使ったままごとが流行していました。この遊びと上巳の節句が融合し、男女一対の人形に子供の幸せを託し、厄を引き受けてもらう行事になっていったのです。

ひな祭りの由来を聞いたら、なんか悲しくなりました。

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ひな祭りでは何をする?

ひな祭りとは、ひな人形を飾ったり、桃の花を看ながら、女の子の健やかな成長を願うお祝いの日なんです。

ひな祭りのために用意したご飯を食べて、家族や親戚とお話をして、1日を過ごすんです。

毎年お祭りをする家庭もあれば、生まれて初めての初節句だけ、という家庭もあると思うんです。

それぞれの家庭で、各々の楽しみ方が違うと思うんですが、女の子が生まれた家庭では、必ず祝い事をするのがひな祭りなんですよネ!

生まれて初めてのひな祭りは初節句と呼ばれる

女の子が生まれてから、初めて迎えるひな祭りを「初節句」と呼ぶんです。

節句の行事は、お祝いごとでもあるんですが、子どもに降りかかる災いを防いで、健やかに育つことを祈る行事のことを知っていましたか?

また、必ず3月3日にお祝いをしなくてはいけないという事ではないんです。

「桃の節句」である3月3日の周辺で、家族の都合が合う土日のどちらかでお祝いをする家庭も増えているようなんです。

なので、ご家庭の都合に合わせて初節句をお祝いしてみては宜しいかと思うんです。

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ひな祭りは親族を招いてパーティーをすることが一般的

ひな祭りは、家族だけでパーティーをするのもいいですが、まだ子供が小さい時はおじいちゃんやおばあちゃんなど、親族を招いてパーティーをすることが一般的なんです。

両親に「この子がこんなに大きくなったんですよ」とお披露目をする場にもなるんです。

ひな祭りのお祝いは、大きくなると盛大にお祝いをすることもなくなるでしょう。

まだ小さくて、お祝いできるうちに思い出に残るお祝いをしてあげられるといいですね。・・・でもその子は憶えているかが気になるんです。!

ひな人形は飾る時期に注意

ひな人形は、3月3日に合わせて飾るものではありますが、立春から2月中旬あたりまでで飾ると良いと言われて入るんですが、知っていましたか?

2月3日に家族で豆まきをして、豆を片付けた後ひな人形を飾るといいと言われてるんです。

そして、片付ける時期にも注意が必要なんです。

ひな人形をしまうのが遅れてしまうと「お嫁に行き遅れる」「婚期が遅れる」と言われる迷信があるんですが知っていましたか?

わが家の長女は、30歳・・・適齢期を過ぎてもまだ独身なんです。・・・(-_-;)

ひな人形を片付けるには、時期も重要ですが、湿度がないことも重要なんです。

高級なひな人形は、湿気に弱い素材を使ってるんです。

次にひな人形を出したときにカビていたら大変なので、天気がいい日に片付けて、湿気がたまらないように管理がたいせつなんです。

ひな祭りのお祝いをするアイデア

次に紹介するのは、ひな祭りのお祝いのアイディアなんです。「今年のひな祭りは何をしようかな」とお悩みの方は、ぜひ参考に取り入れてはいかがでしょうか。

ひな人形の前で家族写真を撮影

ひな人形の前で、家族そろって写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。

毎年の恒例行事にすると、みんなの成長や、そのときの雰囲気などがわかって、後日見返したときに楽しめるんです。

子どもの写真だけなら撮る機会があっても、全員揃って撮ることはなかなかありませんよね!。こういう機会だからこそ、ぜひ家族みんなで写真を残してみてくださいね!

着物を着て和風にキメるのもおすすめ!

ひな祭りには、着物を着て和風にするのもおすすめなんです。

家族揃って和服を着るのはなかなかないものに思えれるんです。日本にいるものの、「和」を感じる行事がそもそもないですよね。

なので、ひな祭りの和風な行事は思いっきり和風に楽しむと良い事があります。

数年後に見返したときに「このときは和服を着て楽しかったね」と思い出に残る1枚になっていることがあります。

普通にお祝いするよりコストはかかるかもしれませんが、みんなで和服を着てお祝いしたことは、忘れられない1日になると思うんです。

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ひな祭りにおすすめの料理・アイデア

ひな祭りにおすすめの料理・アイデア

次に紹介するのは、ひな祭りにおすすめの料理のメニューなんですが

「ひな祭りといえば」と、思い浮かぶメニューには一般的に知られているひな祭りメニューに、実は大切な意味が込められているんです。

今年はひな祭りメニューに込められた意味も理解して、アイデア次第ではお祝いメニューを作って、子供に一子相伝も良いと思います。

縁起の良い食材が入ったちらし寿司が最高!

ちらし寿司に入っている食材には、縁起のいいものがたくさんあるんです。

エビ⇒ 腰が曲がるまで長生きできるように!

レンコン⇒ 将来の見通しが良いように!

⇒ まめに働けるように!

と上記のような願いが込められているんです。

食材に、こんな気持ちが込められていたなんて、知っていましたか?

また、ちらし寿司を作るときには、ここで紹介した具材以外にも、菜の花やしいたけ、いくらの醤油漬けなど、たくさんの具材を使います。

そのため、ちらし寿司自体に、「バランスよく美味しいものを食べて、健康に過ごしてほしい」「大人になっても食べ物に困らず、幸せに過ごしてほしい」といった願いも込められているのですが知っていましたか?・・・・知らなかったら是非子供たちに伝えてくださいネ!

四季を表しているひなあられはご存知でしたか?

4色のひなあられは、四季を表しているんです。

●桃色⇒ 春の花の色を表しているので⇒ 春。

●緑色⇒ 夏の新緑を表しているので⇒ 夏。

●黄色⇒ 秋の紅葉の色を表しているので⇒ 秋。

●白色⇒ 雪の白さを表しているので⇒ 冬。

上記のように4色で四季を表しているんです。

一年間、四季が変わっても無事に健康に成長できますようにと、願いが込められているので4色のひなあられは、ひな祭りのお祝いに必須のメニューなんですよ。

スナック菓子のようにサクサクと食べられるものでもあるので、ひな祭りが終わったあとでもおやつの時間に食べられるんです。

ひな祭りの時期になると、スーパーでも販売されているので手に入れやすいのでひな祭りには、ひなあられを用意してみてはいかがでしょうか。

素敵な男性と出会うことを願ったはまぐりのお吸い物

ひな祭りの定番メニューは、はまぐりのお吸い物なんです。

昔から、日本で二枚貝は女性のことを表していると言われているんです。そしてはまぐりはぴったりと対になった貝ではないと、合わさらないのです。

そのため、ぴったりと一生を添い遂げられるような男性と出会えるようにと、両親の願いが込められているんです。

それじゃあ~~アサリではダメなんですか?????

普段ははまぐりが販売されているところは見ないけど、どこで売っているのかな????と思ってるあなた。

実はひな祭りが近くなってくると、スーパーでもはまぐりが販売されるんです。と言っても釧路では見かけないで~す。三つ葉や手毬麩なども準備して、今年ははまぐりのお吸い物を作ってみてはいかがでしょうか。

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ノンアルコールで子供も飲める甘酒

ひな祭りという行事は、もともと「厄払い」の意味があるんです。

始まりは中国で行われていた儀式であり、厄払いと不老長寿を願って「桃香酒」と呼ばれる桃の香りがするお酒を飲んでいたそうなんです。

「桃香酒」が当時の日本では白酒と呼ばれていたんです。

甘酒・白酒には昔から、「厄払いと長寿」の願いが込められています。

また、甘酒は家庭で作る場合、1日をかけてじっくりと作るもの。

市販のもので簡単に済ますのも良いですが、せっかくのひな祭りですから、愛情をたっぷり込めて作るのも良いと思います。

アイデア次第では、ヨーグルトメーカーなどでも作れるレシピがあるので、ぜひ参考にしてみては!

ひな祭りを盛り上げる出し物やアイデア

ひな祭り当日を盛り上げるためには、子どもが興味を持てる教材やゲームなどの出し物が効果的なんです。子どもの興味をひきつけるアイデアをご紹介しますネ!

童謡「うれしいひな祭り」

ひな祭りの歌として最もポピュラーなのが「うれしいひな祭り」。

子どもの頃からなじみがある方も多いと思います。少し難しい歌詞もあるんですが、ゆったりとしたメロディーは子どもでも覚えやすく、ひな祭りの導入にぴったりなんです。

今では一般的である、「お内裏さま」と「おひなさま」という呼び方は、この歌から広まったとも言われています。ひな祭りを祝う際には、ぜひ皆で歌いましょう。

うれしいひな祭りを替え歌にするのも良いアイデアと思います。

ひな祭りフルーツバスケット

子どもたちに人気のゲーム、フルーツバスケットのひな祭りバージョンなんです。

普通のフルーツバスケットではフルーツの名前を使いますが、ひな祭りフルーツバスケットで使うのは、おひなさま・お内裏さま・ひな祭りの3つなんです。ルールは普通のフルーツバスケットと同様です。

ひな祭りフルーツバスケットのルール

1.子どもの人数よりも1つ少ない数の椅子を丸く並べる

2.鬼役を一人決める

3.鬼役以外の子どもは椅子に座る

4.鬼役はおひなさま・お内裏さま・ひな祭りのどれかの言葉を言う

5.おひなさまと言われたら女の子、お内裏さまと言われたら男の子、

6.ひな祭りと言われたら全員が椅子から立ち上がって他の椅子に移動する

7.鬼役の子どもも椅子に座るので、一人が椅子に座れない

8.座れなかった子どもが次の鬼役になる

9.初めはお父さんが鬼役になると、ルールが伝わりやすいです。ゆっくりと説明すれば、2歳児クラスでも楽しむことができますよ。

もっとも大家族でないと楽しめませんから、友人等の家族を呼んでやる方が楽しいと思うんです。

ひな祭りクイズ

ひな祭りに関するクイズを用意してはいかがでしょうか。

両親がクイズをだして、子どもたちに答えてもらうんです。大人数で楽しむ場合には、〇×形式すると混乱がなく分かりやすいです。

出題するクイズ例をいくつかご紹介いたします。

1.ひな祭りは何月何日でしょうか?


答え⇒ 3月3日

2.うれしいひな祭りの歌では、あかりを何に点けるでしょうか?


答え⇒ ぼんぼり

3.ひな人形にはお姫様と王子様がいる。〇か×か?


答え⇒ ×・おひなさまとお内裏さま

4.ひな祭りは桜の節句とも呼ばれる。〇か×か?


答え⇒ ×・桃の節句

5.ひな人形には3人の官女がいる。○か×か?


答え⇒ 〇

簡単なクイズから出題して、徐々に難易度を上げていけばより楽しめるんです。クイズは多めに用意しておき、子どもたちの様子に合わせて出題数を決めるといいと思います。

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ひな人形制作とアイデア

ひな人形制作とアイデア

ひな祭りにはみんなでひな人形を手作りして、お部屋をかわいく飾ってみてはいかがでしょうか?

でもやっぱり「見え張る」両親が多いご時世だから既製品を買うお家庭が多いと思うんですが、子どもと一緒に制作すると、その子供が結婚して子供を持った時に教えられるんです。

私はそちらの方が愛情が込められていて、親子の絆がより深くっそして強くなっていくと思うんです。

折り紙でひな人形制作するのは、難易度・・・中~大・・・でもそれだけに凝ったひな人形が制作されるんです。

難しいのはイヤ・・・と言う方は、紙コップで作るおひな様向きだとおもうんですネ!

折り紙でひな人形制作するおひなさま

下記ひな祭りを制作する動画は、ユーチューブより抜粋したんです。

私がビデオでひな祭りを制作できたら良かったんですが(´∩ω∩`)

【ひな祭り折り紙】おひな様2の折り方(前半)音声解説付☆Origami Hina doll tutorial

【ひな祭り折り紙】おひな様2の折り方(後半)音声解説付☆Origami Hina doll tutorial

単色の折り紙だけでなく、花柄や千代紙などのアイデアでさらに華やかさが増します。

顔を手書きするだけでなく、シールやマスキングテープで衣装を飾っても楽しいですね。

みんなでお花やくす玉を作って、つるし雛に仕立てるのも良いアイデアと思うんです。

粘土でひな人形制作するおひなさま

ちょっと材料費がかかるかな?

でも子供といっしょに制作すると、楽しさ倍増(*’v`d)

紙コップでひな人形制作するおひなさま

紙コップを使ったおひなさまは、折り紙で衣装を飾りつけます。

こだわりがないのでしたら、コップに顔等を書いてみても良いと思うんです。

モールで作った土台に頭を乗せるとゆらゆらと揺れるので、これも良いアイデアだと思うんです。

衣装や顔を工夫すれば、おひなさま以外にもいろいろなものが作れます。いろいろな場面で利用できそうな制作なので、ぜひ応用してみてください(*’v`d)

ひなまつりは女の子のためのイベントとされていますが、みんなでお内裏様やおひなさまのコスプレも良いアイデアですし、楽しそうで良いと思うんです。

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ひな人形は場所地方によって飾り方が異なる

ひな人形の並べ方には標準的な並べ方はありますが、厳格にこうしなくてはいけないという決まりはないんです。

ひな人形のうち、内裏雛は、元々京都御所の紫宸殿での儀式の際の天皇と、皇后のお姿を模して作られているんです。

なんですが、関東と関西ではひな人形の並べ方、人形の特徴、持ち物などに違いがあるようなんです。

標準的な飾り方は京式、関東式と二種類なんですが、更に場所、時代、習慣に合わせて、それぞれ飾る人の好む飾り方が存在するようなんです。

そのいくつかをご紹介します。

立ち雛(たちびな)

ひな人形のルーツとなる人形(ひとがた)は立ち姿でした。

その流れを受けた立ち雛は伝統的なスタイルと言えます。立ち雛はお内裏様とおひなさまのみの親王飾りが多いようなんです。

坐雛(すわりびな)

江戸時代になると華やかな雛飾りがはやりはじめ、座った姿の坐雛が主流になったんです。

宮廷の様子を模して三人官女や五人囃子といった人形の数も増えていって、7段飾りのような大掛かりなものが一時期増加したんですが、近年は核家族化や居住環境の変化から、親王飾りや三人官女を加えた5人飾りコンパクトなタイプが人気のようです。

つるし雛

山形県の「傘福」、静岡県の「つるし飾り」そして福岡県の「さげもん」が有名なつるし雛は、ひな人形の周りに吊るして飾ります。

赤ちゃんがハイハイしている姿の「這い子(はいこ)人形」や、「犬」や「羽子板」といった縁起物の人形には子どもの幸せへの願いが込められており、赤ちゃんのお守りとしての意味があったんです。

赤ちゃんがいる家庭には良いアイデアかもしれませんネ!

ひな祭りで何をするかアイデア集とひな人形制作 まとめ

親子でひな祭りを祝う際に既製品を購入しても良いんですが、子どもといっしょにひな人形制作することで、やはりより一層親と子どもの絆を深まると思うんです。

親戚や近隣の住人を呼んでひな祭りを祝う事で、より一層親近感が強くなって好感が倍増するんです。

古くからある伝統行事であっても、子どもの健やかな成長を願い幸せを祈る親心は、今も昔も変わらないんです。

日本の伝統行事に親しみ、季節を感じることは、子どもにとってもいい思い出になるんです。

子どもが楽しめるひな人形制作や出し物を取り入れて、行事を身近に感じられるようなアイデアで親子の絆が膨らみます。

現代においては、年中行事の由来に思いを馳せることは少なくなったんですが、今年のひな祭りは、ぜひ行事が生まれた意味を子どもたちに伝え、「大きく健康に育ってくれてありがとう」「これからも病気やケガをせず、幸せに育っていってくれますように」と、そんな思いを伝えてあげたいものですね。

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