北海道在住のプロカメラマンが厳選した紅葉スポットのドライブコースを、おすすめをピックアップしていただきました。その1です。
木々が赤く染まる美しき紅葉
北海道内のインスタ映えする紅葉スポットを紹介しています。
各地のアイヌの歴史と文化にふれながら秋の芸術&グルメを楽しんでみませんか?
北海道秋の大自然の中をドライブしませんか!
釧路エリア
阿寒湖畔~ 硫黄山・川湯周辺紅葉の少ない地域の厳選スポット
平均気温が低く山が少ない釧路地方には、モミジやイチョウの広葉樹が少ないので、紅葉の見どころはあまり多くないんです。
また、釧路湿原に多いハンノキや、牧場周辺のミズナラは、鮮やかな紅葉にはならないんです。・・・スミマセン!!!
そんな釧路地方での紅葉の見どころは、山と温泉のある「阿寒湖」と「川湯温泉」周辺がみどころなんです。
阿寒湖畔スキー場の横にある白湯山の登山道沿いには、モミジが多く、名前の通り、地熱で湯気が上がっている場所もあり、紅葉と白い湯気のコントラストを楽しめるのがポイントです。
そのほか阿寒の麓には一般開放している私有地の庭園があり、紅葉と滝や池に映る紅葉も楽しめます。
また川湯周辺の硫黄山は火山の地熱で広葉樹が多く、硫黄山に続く「青葉トンネル」や黄色く色づく周辺の山々の黄葉も美しいんです!。
滝見橋
阿寒川の源流部で、阿寒湖と太郎湖からの豊富な水が滝として、鮮やかな紅や黄色との間を流れる清流は、庭園のような美しさなんです。
私はだいご味があるオンネトーの紅葉も良いですが、ここの方がスポット的に絵になる写真が撮れると思います。・・・サイコー!!!
舌川原の紅葉
庭園に植えられたモミジなど色づく樹木を多く植え、小さな滝や池を構図に撮影できる紅葉スポットです。
十勝エリア
秋の色彩が美しい十勝の絶景!時間によって変化する景色が絶景!
五色沼とも呼ばれる「オンネトー」の魅力は、四季ごとに美しい表情を見せてくれることです。
時間帯によって湖面の色が変化して、ベストスポットを探す楽しみがあります。
湖の周囲を一周したり遊歩道で対岸に渡ったりと、トレッキングしながらお気に入りの場所を見つけることができます。
展望デッキから撮影したオンネトーと雌阿寒岳、阿寒富士が鏡のような湖面に紅葉が映り幻想的な世界が広がります!
付近には「湯の滝」もあり、雌阿寒岳と阿寒富士の山麓に広がる原生林の中、上流で湧く温泉がこけむした岩肌を流れていく、そんな絶景に出合えます。
また鹿追町の然別湖では遊覧船で紅葉狩りができ、ダケカンバやカエデなどが色づき、黄金の紅葉が見られます。
広尾町と浦河町を結ぶ天馬街道は、秋のドライブにも最適な場所を提供してくれます。五色渓谷も人気の撮影スポットになっています。
旭川エリア
層雲峡温泉紅葉見どころ
大量の水が太く力強く流れ落ち、雄滝と呼ばれる「銀河の滝」と、清らかな水が幾重にも分かれて白糸のように流れる「流星の滝」。
どちらも日本の滝100選に選ばれている美しい二つの滝と、色鮮やかな紅葉の調和が素晴らしいスポットです。
2本の滝が絶壁・不動岩の左右を流れ落ちる姿はまさに圧巻ですよ!!。
例年、9月下旬から色付き始め、10月上旬にイタヤカエデ、ナナカマド、カツラ等が見頃を迎えます。
見どころ
層雲峡羊羹や山わさびの瓶詰が人気の土産店「滝ミンタラ」は、滝のマイナスイオンの中で休憩できるオススメスポットですよ!。
大雪山(黒岳)紅葉
大雪山の紅葉は、針葉樹の緑と落葉、広葉樹の朱色や黄色の微妙な色の違いが幾重にも重なったような色彩を見せて山全体を錦絵のように飾る。大自然が演出する素晴らしい色彩の饗宴は息をのむほどの美しさなんです。
旭岳
北海道で最も高い山で標高2291mの旭岳。大雪山国立公園の北側に位置し、高原帯が広く展開しており、高山植物の種類も豊富です。
北海道の中央部に位置する大雪山系は、紅葉の始まりは早く、日本で最も早く紅葉が訪れる場所として知られています。
9月の中旬には山が美しく色づき、山頂から徐々に降りてくる紅葉を1ヵ月ほど楽しめます。
標高1,100mの旭岳ロープウェイ山麓駅から標高1600mの姿見駅までは、ロープウェイで約10分ほどで上がり、気軽に雄大で色彩豊かな旭岳の紅葉は訪れる人々を魅了するほどスゴインデス。
ロープウェイからの眺めを楽しむなら、9月~10月上旬はまさにベストシーズン。
また、タイミングがよければ、冠雪した旭岳と紅葉が楽しめます。